2008年10月7日(火曜日)

自分の背中

カテゴリー: - sugi @ 11時41分58秒

 メタボ、未病・・・健康に関するいろいろな新語が登場してますね。
 社会の健康への関心が高まってきている証しでしょう。

 

 そんな中、現代人を悩ませている持病で多いのが腰痛じゃないでしょうか。
 先日もNHKで特集されていました。
 従来は人間が2足歩行になり、立ち上がって歩くことから腰痛と人類の付き合いが始まったと言うのが通説だったそうです。

 

 しかしアフリカの原住民を調べてみたら、打撲でもしない限り腰痛持ちがいないという事実が判明し、腰痛は文明病の1つではないかと仮説が立てられたとか。
 そして腰痛の原因の多くは精神的ストレスだとわかってきたという、最新の研究結果が紹介されていました。
 積み重なったストレスの影響で、何故か本来腰痛を検知しない部位の脳が痛みを過大認識してしまうんだそうです。

 

 さて、健康を損なったときにはお医者さんに診てもらいますね。
 でも中には
「自分の身体のことは自分が一番よく知っている!」
とばかりに、病院に行かない人も少なからずいると思いませんか?
 あなたの身内にはいませんか、そんな人たち。心配ですよね。

 

 全然病気知らずで、この間合ったときにも相変わらずピンピンしていたのに、まだあの若さなのにあっけなく亡くなってしまったなんて方、いませんでしたか?
 一方、身体があまり丈夫でなく頻繁に病院通いしている人の方が、実は長生きしているなんて話も耳にします。

 

 健康にちなんだ戒めの言葉に、医者の不養生と言う言葉もあります。

 

 要は、意外と自分のことは自分で管理できないということではないでしょうか。

 

 自分の背中は自分に見えないものです。
 それを忘れて、何でも自分だけで済ませようと言うことは効率が悪く、時により致命的な状況を引き起こしてしまいます。


 

 さて、ここからが本題です。
「業務分析ぐらい自分たち(正確には自分の部下たち)でできなければ!」
と考えている管理者の方が時々いらっしゃるようです。
 年齢の性でしょうか、それとも地位の高さによるプライドが邪魔しているのでしょうか?
ひょっとしたら単なるお金惜しさでしょうか?

 

 もちろん、できないとは思いません。
 理屈上はできるのですが、ちょっと考えてみて下さい。
 もしそんなに簡単にできるのであれば、そもそもその会社はズルズルと今日まで好ましくない状態に甘んじてしまっていることはなかったのではないでしょうか?

 

 業務の生産性が改善されなかったり、品質低下が進んでしまったのは、それまでにきちんと現状が把握されていなかったり、もしくは、目を向けるべき問題点から目をそらしていたからではないでしょうか?

 

 的確さやスピードの点から言っても、プロの専門家に任せるのが得策です。
とは言っても、肩書きだけ立派な見かけ倒れのコンサルタントでは役に立ちません。
 本物のプロでないと。


 では、どうやったら優秀なプロのコンサルタントかどうか見分けられるのでしょうか。

 

 医者は、道具が立派なだけで名医なのではありません。
 豊富な知見と経験を持ち、客観的な目で観察して治療してくれる人が名医なのです。
 業務分析も同じで、手法だけで良い分析ができるものではありません。
頭が良いだけの人もだめです。
 方法論やマニュアルだけに長けた「なんちゃってコンサルタント」に任せると、混乱が生じるだけです。

 

 豊富な経験と科学の目を兼ね備えたコンサルタントでなければ、良い業務分析はできないのです。

 

 そのためには、まず色々な実務について話を交わしてみてください。
 実務をこなしてきた百戦錬磨のコンサルタントの会話には、自然とそれがにじみ出ています。背中に自信が表われています。

 

 自分の背中は見えなくても、人の背中は見えるものなのです。


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