情報システムのあり方 〜風が吹けば桶屋が儲かる(0) 〜
突然ですが皆様は「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざをご存じでしょうか?
意味としては「意外なところで影響が出る。あてにならない期待をする」という意味なんですが、どういう理論展開かまで知っている人はどの程度いるものなんでしょうか?
- 風が吹くとホコリが舞う
- ホコリが目に入り、盲人が増える
- 盲人は三味線弾きになるので三味線を買う
- 三味線は猫の皮で出来ているので猫が減る
- 猫が減るとネズミが増える
- ネズミが桶をかじるので、桶屋が儲かる
(由来としては「桶屋」では無く「箱屋」で、最後は箱をネズミがかじるらしいですが…)
ある種のドミノ連鎖的な出来事により最終事象が起きる例えとして利用されている訳ですが、情報システム等の導入後に、情報システムの担当者様から「次年度の予算取り」の為などに、投資対効果の説明として「桶屋理論」的な説明の相談を受ける事が多々あります。
- このシステムを導入する事により、印刷される紙の枚数が30000枚減る事で、年間約200万円の経費節減になります。
- このシステムを導入する事で、従来なら1週間かかっていた承認行為が、承認までにかかっていた時間が短縮され、人件費に換算すると年間2000万円削減される試算です。
等々…。
さすがに最近は「情報システムと投資対効果の関係はアンタッチャブルな領域」として認知されつつあるので「情報部門担当者様からのお悩み相談」は減りつつはありますが、情報システムへの投資対効果とは本当に「アンタッチャブル」なんでしょうか?
次回以降、何回かに分けて情報システムのあり方を説明していこうと思います。
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