工業製品の代表選手、クルマ。
さまざまな用途のためにさまざまな材質・加工方法で造られ、これまたさまざまな機能を
与えられた技術の固まりは、人によっては趣味のモノでもありますね。
ところで、新車の室内のあの独特の匂いって何が主役なんでしょうか。
皮革内装であれば革の匂いって言えそうだけど、答は溶剤なんだそうですね。
皮革・布製品の染料や塗料や接着剤、って考えてみれば当たり前かも。
中には、シート下にフレグランスを仕込んでチューニングしているクルマもあるようです。
昔の自動車雑誌に、「異国の文化を知りたければ輸入車ディーラーに出かけるべし」と
指南してあるコラムがあって、それを実践していたのを思い出しました。
海外のクルマに乗ってみると、メーカの主義・主張や遊び心?に感心することが
よくあります。
ドアミラーの電動折りたたみ機能が日本発で世界標準となっていることが知られている
ように、いわゆる電子デバイスの開発は日本メーカの得意とするところでしたが、
最近では、日本メーカ顔負けのバラエティに富んだ機能群を誇る海外の車種が多くなって
きているようです。
市場ニーズの多様化なのでしょうか。
最近、乗り心地の良さを謳ったクルマに乗ってみたのですが...。
そのクルマはヨーロッパの老舗メーカの変わり種。
低速だと特別な差異は感じられないが、高速道路を流すと継ぎ目を軽くいなす身のこなし
が独特な味です。
“マジックカーペットライド”と称されるちょっと不思議な乗り心地。
それには金属バネを使わないサスペンションに秘密があったんですね。
チャンスがあったらステアリングを握ってみることをお勧めします。
工業製品の中でも特に過酷な扱いを受けるクルマ。事故だ故障だフィーリングが
合わないんだといったクレームの中で着実に進化を遂げ、世界の人々の生活を守り支えて
きたもの。
この技術、感心します。
さらに技術が進歩して、効率に優れた他の移動手段が台頭してきたら...
ひとりになりたいときの居場所として活躍するかな?我が家では。